ひとくちに住まいと言っても形態はいろいろ。マンションと一戸建て、新築と中古物件、所有権と借地権など、代表的なタイプの特徴を比較して住まいを選びましょう。
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本質的な違いに注目する
一般にマンションは鍵ひとつで外出できるなど、便利さやセキュリティーなどを求める人に適し、一戸建ては地面に直に接して独立して建っているので、自然を身近に感じたい、プライバシーを確保したいという人に向いていると言われますが、両者の違いをこの程度だと考えて選ぶのではなく、もっと本質的な違いを知っておきましょう。
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土地の所有形態が違う
建物は、一戸建ての場合は全てが購入者のものですが、マンションでは購入者が自由に売買できる専有部分と、購入者全員で管理する共有部分とに分かれています。専用部分は、各住戸の玄関ドアの内側。つまり住戸と住戸を隔てるコンクリートの床・天井・界壁の内面空間に限られます。共用部分はその他の階段、エレベーター、共用廊下、外壁、界壁、屋上、浄化槽などです。
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集住のメリットを活用する
こう見てくるとマンションは制約が多いようですが、敷地などを共有化することによる利点もあります。マンションはひとつの敷地の上にいくつもの住戸を積み上げて建てられるので、土地を有効に利用できます。そのため一戸建てと同じ購入代金でも、マンションは便利で地価が高い地域でも入手しやすいといえます。また、集住のメリットを生かして、温水プールやシアタールームなどの共用施設を充実させたり、フロントサービスを行っている例もあります。
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補修予算は自分の都合で
建物の維持管理を行うために費用がかかる点では、マンションも一戸建ても同じですが、決定的に違う点があります。一戸建てでは建物の補修や改装を行う予算や日取りを自分の都合で決められますが、マンションでは他の区分所有者と合意形成をはかりながら行う必要があるのです。
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築年数で判断できない物件も
住まいを選ぶに際して、新築か中古という選択肢があります。まず、新築住宅は一般に設備などは最新のものが導入され、プラン面でも中古住宅よりも改良が進んでいると考えられます。ただ、住宅は超高級のハイグレードのものから安価なものまであり、築10年、築20年を経ていても、古さを感じさせない中古もあります。単に築年数だけで判断するのは禁物です。
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どこでも探せる中古
中古の最大の利点は、売り出されている地域が広範囲であることが挙げられます。新築の場合は、デベロッパーが事業として行うので、ある程度の規模を有した敷地でないと採算がとりにくい面があり、供給地域が限定されてしまいます。それに対して中古は大半の売主が個人なので、極端なことを言えば、住宅が建っている地域なら売り出しが見込めます。「子供を転校させたくない」「両親の近くで暮らしたい」など、購入地域にこだわっている人に適しているといえるでしょう。
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実物を見て買う
物件選びでは、中古は実物を見て買うことができます。実際に暮らしている人の話を聞くことも可能です。新築は建物が完成する前に販売される青田売りが大多数なので、購入時に実物を見るわけにはいきません。
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価格が安い定借物件
定期借地権住宅の最大の利点は、所有権住宅に比べて価格が安いことが挙げられます。一般に30%〜50%ほど割安だと言われていますが、それだけに制約もあります。定期借地権は大きく3タイプがあり、分譲住宅などに適用されているのはおおむね一般定期借地権です。この一般定期借地権の特徴は次の3点に集約できます。
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3つの特徴をしっかり把握する
1)土地所有者は借地契約の更新を排除できる…期間満了と同時に借地人は土地を返還しなければなりません。
2)返還の際、建物を撤収して更地に戻す…仮に建物が新築同様であっても取り壊して返還しなければなりません。
3)建物の買取請求権を行使できない…建物に資産価値が残っていても、借地人は土地所有者に対して、その建物を買い取るように請求できません。
「土地や家屋を子供達に財産として残してやりたい」と考える人には向きませんが、「多額の住宅ローンを背負い込んでマイホームを持つよりも、軽い負担でゆとりある生活を送るほうがいい」と考える人にはメリットが大きいでしょう。
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